「名取さん、街中(まちなか)のお寺は、どうして立派な塀を作ってしまうんでしょう。あの塀は、私たち庶民とお寺との心の壁ですよ」と、さる設計士さんから言われたのは15年以上も前のこと。それを受けて塀の一部を壊して、歩道からしか拝めない閻魔さまを作った。江戸時代(?)から、街の中の立派なお寺は塀に囲まれているもの(防犯のためなど、理由はたくさんある)という社会通念がある。だから檀家さんとしては、オラガ寺にも立派な塀を作りたいと思うのが人情である。しかし、幸か不幸か、歩道に面した塀が震災に耐えられないことがわかっていて、あらためて植木屋さんから指摘されて、念願の生け垣にすることにした。これで歩道から境内が見通せる、オープンなお寺に近づく。あとは、住職が心をオープンにするどうかだな。どはは。
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和尚ブログ ほうげん日記
2020年05月10日
心の壁
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