語源については置いておくとして、応答がないことを表す「うんともすんとも」を書こうとすると、下町育ちの悲しい性だろう「うんでもなければすんでもない」と書きたくなる。--というか、こちらのほうが正しい表記だろうという妙な思い込みがある。ひらがな表記では読みにくいだろうと「うん」「すん」をカタカナにして「ウンでもなければスンでもない」にしたが、これだと○ンチみたいできたならしい。仕方なくひらがなのまま変換キーを押したら・・・「産んでもなければ住んでもない」と表記された。あはは。今度は小屋の外にいるニワトリを想像した。ちなみに浪曲の『清水の次郎長伝』には、「膿んでもなければ潰れたでもない」というセリフが登場する。
和尚ブログ ほうげん日記
2019年01月26日