どれだけ大きいか・・・たぶん分からないだろうとお供物のパイナップルを横に置いた。こんな大きなシクラメンは初めて見た。妖怪レベルである。葉も茎もしっかりしまっていて、来年の夏まで楽しめるはず。お寺は「ご先祖のため」という暖かい思いにあふれている。それは物だけではない。法事のお布施もそうだし、私と会った時の笑顔も同様だ。「人は死んだら無になる」と周囲の憐憫にも気づかずに豪語している人たちは、お寺に来てみるといいと思うのがだが、大切なことに気づかない自分に気づくのがこわいのかもしれない。長くもない一生をそうやって過ごすのは勿体ないと思う。
和尚ブログ ほうげん日記
2015年12月06日