六地蔵
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和尚ブログ ほうげん日記

むなしからず

午前中の江戸川人生大学、国際コミュニティ学科の一コマ「日本文化史における仏教伝来とその音楽」を副住職と二人で担当して、声明(しょうみょう)とお話をしてきた。午後1寺からの「写仏の庭」のお手本は「不空供養菩薩」。供養することむなしからずという仏さまだ。自分で仏に供養し、その功徳で人々を救うという仏さまでもある。自ら積んだ功徳を他の救済のために使う。自分が好きで得た技術を使って人々の役に立つのではなく(それでも充分だと思うが)、誰かのために得た知識や技術を他のために使って救うのだ。すぐに思いつくのは、自分のお母さんのためにウォシュレットを開発した人。看護婦さん、お医者さん、弁護士さん、お巡りさん、消防士さんだ。こういう人たちを象徴して、昔のインドのお坊さんたちは「不空供養菩薩」と呼んだのかもしれない。尊いという言葉をあまり使わなくなったが、やはり尊い行いの人々だ。

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