お葬式なんていらないという風潮が一世を風靡したのは6年前のこと。その時、「何を言っちゃってるんです」と思って書かいたのが『お坊さんが書いたお葬式の本』でした。死を断絶ではなく、別れとして、私の経験をふんだんに入れてまとめた一冊でした。しかし、時期的にお葬式不要の風潮への対抗の性格が強かったので、増刷されることはありませんでした。その本が、来月20日、再編集・改題されて出ることになりました。まだ、『お坊さんが書いたお葬式の本』をお読みいただいていない方は、是非どうぞ。私たち日本人がどんなに素敵な別れをしてきたか、あらためてお分かりいただけると思います。
和尚ブログ ほうげん日記
2015年10月30日