あるお坊さん、いつ雨が降るかもしれない空模様の中を出かけようとする。村人は心配して言う。「お前さま。途中で雨が降り出したらどうなさいますのじゃ」。するとそのお坊さんは答える。「そうなったら、雨を着て歩きましょう」---あははは。アッパレである。私もその話にあやかって、ここ二、三日は、「どうれ、暑さを着てでかけようか」と言って、玄関を出るようにした。天気も友達にしてしまおうではないかという話である。これで、天候をいちいち気にしないでいられる。
和尚ブログ ほうげん日記
2015年07月30日