汚い話で恐縮だが、明日は健康診断。今日と明日は検便をしなければならない。わが家にはお客さま用も含めてトイレが六つあるのだが、例のものを採取するにはたまっている水が少ないほうが楽である。そこで、去年設置した最新式で少量の水で流れるトイレに入った。女性のお客さん専用だが、今日はだれもいない。用をたして、さて採取しようと立ち上がって採取用器具を手にふり返った。そのとたん、ジャーと音をたてて水がタンクから流れ出した。「えっ？」と思っている間に、例のものは渦を巻きながら吸い込まれていく。家内に聞くと、立ち上がると自動洗浄する設定になっているのだそうだ。「行かないでくれ！」という心の声も一緒に吸い込まれていった、この私の虚しさをご理解いただけるとありがたい。
和尚ブログ ほうげん日記
2015年04月10日