今日は布教養成所の授業。タイトルは「日常語お題拝借布教」だ。日常で使っている言葉を仏教で割って、法話に仕立てる訓練である。授業の前に、中華料理店でお昼を食べながら、授業をどう進めるか考えた。今までは、教室にある椅子・テーブル・蛍光灯・ホワイトボードなどを素材にしていたのだが、あら不思議!目の前にメニューがあった。「おお、これでいこう!」。事務所に戻って先のお店の出前用のメニューをコピーして、研修生に渡した。「隣の人に、この中から一品指定して、法話にしてもらおう」と言った。研修生は目玉を大きく見開いた。あははは。出された法話のお題は・・・タンメン・五目かた焼きそば、麻婆メン・ライス・餃子・ニラレバ炒めである。ぎゃははは。どんな法話になったかは長くなるので書けないが、私を含めて参加者一同、頭を使ったとても楽しい3時間だった。こうして、お坊さんたちは色々ものち 仏教というフィルターをかけて自分をみがく素材にしている、という話である。なみさんもやってみると、楽しいですよ。
和尚ブログ ほうげん日記
2015年02月16日