普通によく話しをしている相手でも、そうそう自分の本音を吐露することはない。言うなれば「腹の探り合い」である。相手の気持ちを忖度(そんたく)するのは当たり前だが、一定の距離を保っているもの事実だ。強がっていようと、引っ込み思案であろうと、その意味では同じだと思う(このプログにしても似たりよったりだ)。その距離が縮まるのは、私の場合は相手が下戸であろうとなかろうと、こちらが一杯飲んでいる時だ。「酔っぱらいというのは、あれはバカでございます」は私の好きな言葉だが、バカにならないと距離が縮められない(バカになるから一方的に歩み寄る)ことが往々にしてある。今宵は千葉の松戸で、そんな楽しいひとときを送ることができた。
和尚ブログ ほうげん日記
2015年02月05日