「身は花ととてもに落つれども、心は香とともに飛ぶ」は弘法大師の言葉。亡くなった人のために「体は花が落ちるように終わりを告げたけれども、あなたの心は縁ある者たちが手向けたお香の香りとともに浄土へと向うのですね」と語りかける部分だ。亡き人の心が浄土へ赴くことを念じつつ、私の供養の心も香と共に飛ぶことを念じて、本堂でお線香をあげて「般若心経」を唱えた。自分が何もなし得なかった無力感を感じる時、できることの一つだ。※写真はイメージです。
和尚ブログ ほうげん日記
2015年02月01日