「どうして、そんなことしなくちゃいけないの?何の必要があるの?」
「いや、生活の多くは、必要がどうかで決めてるんじゃないさ」
「だって、生きるのに必要だから食事をするでしょ」
「食事は生きるのに必要だけど、何を食べるかは必要とか必要じゃないとかで決めてないってことだよ」
「どういうこと?」
「朝食で納豆を食べる必要性なんてないだろ。食べたいから納豆を食べるんだ。寒いから服を着る必要はあるけど、どんな服を着るかは必要性の問題じゃなく、これを着たいと思うからさ。やりたいから、やる、それだけでもいいんじゃないか?」
「もう、あなたと話をする必要性を感じません」
「あははは。私はあなたと、もっと話しをしていた~い」
自分の意にそぐわないことをやれと命じられたり、他人がやろうとすると「必要性」を探す几帳面な人がいます。大変だろうなと思います。