師走を控えて法事が多くなる。年末や年明けに亡くなった方の法事は、お招きする親戚の都合を考えて、早めに行う家が多いからである。「お塔婆 あの世の親しい方へ 送る尊い 経便り」なので、都市部では招かれた家はほとんどお塔婆をおあげになる。そこで、それに備えて書ける所まで書いておく。称して「為書きの書溜め」である。塔婆屋さんから来る白木の塔婆は一束50体(本)。全部書くのに3時間ほどかかる。私にとっては色々考えることができるとてもいい時間だ。
和尚ブログ ほうげん日記
2014年11月19日