人さまが食事を始めると、物欲しげにゲージの角にアゴを載せるわが家の犬。たんに楽をしているのか、ねだっているのか不明だが、愛くるしい姿だ。わが家ではこれを芸にしたいと「アゴ!、アゴ!」と言って無理強いしているのだが、一向に覚えない。今朝、散歩の途中で用をたすのに、犬の目の前に同様な高さの塀があった。そうしたらまた、この姿をして塀にアゴを載せて用をたした。見ていて、 人間がレントゲンを撮る時のアゴ載せ姿勢に似ていると思った。よって、わが家では(というより私は)、この芸を”アゴ”改め”レントゲン”と命名することにした。うははは。こんな些細なこと一つが、乾燥してひび割れていく心を元の状態に戻す接着剤になる気がする。
和尚ブログ ほうげん日記
2014年10月29日