原稿を書く身として、ホッとする言葉が二つある。原稿を書き上げたという意味の「脱稿」と、あとは本になるだけの状態になる「校了」だ。編集者の方々はきっと校了と、そのあと実際に見本という名前の本が刷り上がった時だろう。今日、編集者から「脱稿でOKです」との連絡をいただいた。ひょっとしたら書き足しの依頼があるのではないかと心配していた身としては、第一のありがたい連絡である。キーボードに「お前さんもよくがんばったねぇ」とねぎらいの言葉をかけた。 みなさんにとって、何か仕事をして、最初にかけてもらって嬉しい言葉なんでしょう。出版は11月の予定。いままでにもまして、私の日常(つまりはみなさんと同じような日常である)を仏教で割って、こんな生き方ができるじゃん!という一冊になりました。お楽しみに!
和尚ブログ ほうげん日記
2014年10月11日