けっこうな風が吹いていた一日。家内は「家中砂ぼこりだらけだわ」と二度三度と掃除していたらしい。「らしい」というのには訳がある。私は網戸にして風が抜けて心地良い客殿で、一人昼寝を楽しんでいたからである。毎日頑張っている甲斐があって、原稿は100本中82本まで書けた。しかし、書きやすいものから書き出したので、書きにくいものが残っていくことになる。お寿司なら好物を最後に残すタイプなのだが、〆切があると逆になる。時間制限で寿司食べ放題なら好きなものから食べるのと同じなのだなと思った。人生もしかり、56歳だから、楽しみを最後に残す余裕はもうないぞい。
和尚ブログ ほうげん日記
2014年08月07日