今日、早めのお通夜から帰坊したら、庭でツクツクボウシが鳴いていた。「おいおい、お前さん、出てくるのが一月以上早ぇんじゃねぇかぁ?今頃出てきて鳴いても、仲間を見つけるのはチト難しいぞ。でも健闘を祈ってるよ」と思った。きっと境内の土地の中に7年いたツクツクボウシだろう。同じ敷地に7年いた仲間として、同じ日に生きている仲間として、無関心ではいられなたっか。--昔の私なら「一月以上早くツクツクボウシが鳴いてた」で終っていました。しかし、前向きにイキイキと生きていくためには、「鳴いているのを聞いて、自分は何を感じたか」がとても大切なのです。私のブログはそのための備忘録。そして、こうしたことを話せるようにしておくことが話術以前の「話し方のコツ」でもあります。
和尚ブログ ほうげん日記
2014年07月28日