今日は檀家さんの3回忌の法事。大切な人が亡くなってから丸六年、自分はどう生きてきたか、本堂に飾られた位牌を前に報告する機会でもある。で、お斎の席で30歳を迎えた故人の息子さんに言った。「次の法事は13回忌だから、6年後だよ」「東京オリンピックの年ですね」「それまでには今の彼女と結婚して、お母さんに孫を抱いてもらいなよ。お墓に来てお父さんにも報告できるといいね」---次の法事の案内をするのは、何となく営業してるみたいで後ろめたさがあったのだが、こうして考えてみると、その時までに自分がどうなっているか、いたいかをイメージして前向きに生きてもらうのに、とてもいいのだなと思った。
和尚ブログ ほうげん日記
2014年06月28日