世に「ご当地ソング」なるものがある。「思い出のサンフランシスコ」が好きならやはりゴールデンゲートブリッジへ行きたくなる。新潟ブルースは万代橋のためにあるようなものだ。これが総本山くらすになると、山内の建物の縁起などかすべてご当地ソングになる。今日は奈良の長谷寺でのご詠歌大会。山内各所でご当地ソングが唱えられる。で、それを先生が講評する。そんで、私が担当したのは弘法大師のお像が安置されているお堂だった。唱えられる曲は「総本山長谷寺弘法大師御影堂(みえどう)和讃」。世界で、この場所だけのために作られた曲である。父が作った曲だけあって、感慨深いものがあった。約5分かかる曲を丁寧に聞いて、感じたことを申し上げる。楽しかった。疲れたので帰りに京都に一泊して来ようと思ったが、期待していたことすべて当てがはずれて、すごすごと東京へ帰ってきた。わははは。
和尚ブログ ほうげん日記
2014年05月22日