ご詠歌という仏教讃歌は、一分間に43拍程度。子守歌と同じくらいの速さで唱えられる。1番の歌詞を唱えるのに90秒くらいだ。譜面もちゃんとある。正しいメロディーを掴むまで練習して、あとは譜面は参考程度に見て唱える。ところが譜面通りに唱えられない人がいる。講師としてその人たちを何とかせねばならぬ。今日の講習では「どうすれはいいのか」を考えた。で、「譜面を参考にして唱えられる人は、自分が唱えている先の譜の音が、頭の中に準備されている」と気づいた。そこで、四人で一拍リレーで一曲を唱えてみた。前の人が唱えている次の譜を頭の中で準備していないとできないからだ。楽しかった。わはははは。こんな教え方もあるのだと、30年目にして得た新しい指導方法だ。
和尚ブログ ほうげん日記
2014年02月05日