今朝、ご詠歌の授業のために、市ヶ谷の駅で地下鉄の新宿線から有楽町線へ乗り換えた。わずか5分程度の時間だ。しかし、その時、今まで感じたことのない感覚を覚えた。駅構内を歩く大勢の人たちのほとんどは、私より若い人たちだったのだ。私は55歳。当たり前と言えば当たり前のだが、朝の通勤客の中では、私はそうとう年配なのだと思った。密蔵院のある鹿骨(ししぼね)の町を歩いていれば、そんなことは気にならない。私より年寄りが佃煮にできるくらい闊歩しているからだ。私は自分が感じている以上に、年寄りなのだということがわかった人生で初めての朝だった。どはははは。
和尚ブログ ほうげん日記
2014年02月04日