宅配便を持って来てくれる人に普段は、ペットボトルを差し上げている。しかし、今日は法事のお供物であがったバナナや、お歳暮でいただいたみかんがあった。そこで、今日来た宅配便の人には、みかんとバナナを袋に詰めて差し上げた。午後3時に荷物を持ってきた女性は「わぁ、嬉しい!今日はお昼を食べる暇もなかったんですよ」ととても喜んでくれた。法事で、遺族が本尊さまに供えたか、本尊さまに故人の元に届けてもらったかは、どちらでもいい。人のフンドシで相撲をとったような話になって恐縮だが、供えた人の気持ちはあちらへ充分通じたから、あとは寺の坊主が自由裁量で有効に使わせてもらったという話である。
和尚ブログ ほうげん日記
2013年12月03日