人が亡くなっているのにこんな表現はおかしいけれど、今日のお通夜はいいお通夜だった。遺族全員が前向きだ。亡き人をしっかり看護した証だと思う。10年以上前に檀家さんになったお宅だけれど、今まで誰も亡くなっていなかった。今回が最初の亡き人と別れだ。
お通夜の意味、お葬式の意味、戒名の意味、白が基調になる祭壇の意味など、菩提寺の坊主から、檀家(仏教徒)として最低限知っておいて欲しいことをお伝えしながらのお通夜だった。これから何百年ものおつきあいになるのだ。
親戚一同が帰った後も、遺族と共に1時間近く食事をしながらお話をさせて(お酒を飲ませて)いただいて、副住職と徒歩で帰宅した。