嘘か本当か、自分が死んだら先祖や、嫁ぎ先や、連れ合いのお墓には入りたくないという方がいるという話を聞きます。

もし、仏教でお葬式をして仏の弟子としての戒名をもらったのであれば、先に亡くなった方は生前の悪しきキャラクターは無くなって、とてもいい人になっているのです。
仏の弟子になるというのはそういうことです。どんなに意地悪だった人も、軽率な人も、人を傷つけた人でも、仏の弟子となったからには、悟りを目指す人になります。
お葬式で戒名をもらうというのは、そういうことなのです。だから、一緒のお墓に入ることを毛嫌いすることはありません。「一緒に入りたくない」と言っている方も、戒名をもらっ時点で「ああ、道理がわからないことを言っていたものだ」と反省して、良き仏弟子になるから、遺族は心配しないで一緒のお墓に入れていいですよ。
万が一、お墓の中で喧嘩しようとしても、ちゃんとお寺の本尊さまが「何を、今頃まで生前の怨み、つらみを言いあっているのです。あなたたちは、悟りを目指す仏弟子になったのではあーりませんか」と諭(さと)してくれます。
問題は、生前のキャラクターをそのままお墓の中に持ち込んだ方々と、そのご遺族のこと。明日はそれについてお伝えします。
和尚ブログ ほうげん日記
2012年10月18日
