六地蔵
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和尚ブログ ほうげん日記

七五調にのせて、和讃を一つ

そのお寺の裏山は、憩いの森と呼ばれている。
 山のふもとには小学校があるという。その名を山辺小学校。
 一キロほど先には渡良瀬川がゆったりと流れる。
 本尊は座像のお地蔵さま。
 お寺の名前の一部には、心を静めるという意味の「禅定」という言葉が入っている---
 昨日、若手のご詠歌の先生たちの勉強会で、参加者の中のお寺の和讃を作った。合作である。その二番は、
二、憩(いこい)の森(もり)に法(のり)の風(かぜ)
  山辺(やまべ)彩(いろど)る無垢(むく)の声(こえ)
  清(きよ)き悟(さと)りへ渡(わた)らせと 
  静(しず)けき心(こころ)養(やしな)わん

 参加者一同で、作詞の難しさと楽しさを存分に味わった。良い和讃ができたと思う。

 作り終えてお茶を飲んでいると一人が言った。
「僕たちが歌詞を色々考えても、名取さんがいるから・・・」
 そこまで聞いて私は「あははは」と笑って言った。
「名取がいるから、それまでの意見を没にして、名取好みの言葉にしちゃう、でしょ」
 彼はあわてて言った。「否、結局いいまとめ方をしてくれる、ということです」
 辛辣な批判を軽い冗談でかわし、優しい心の持ち主が最後をあたたかくまとめる、短いけれど、とてもいい会話だった。

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