密蔵院にも永代供養墓を建立することになっている。そのお墓の正面におまつりする仏さまをどなたにしようかと思って、せっかくだから亡き人を33回忌まで面倒みてくださるといわれる十三の仏さま、十三仏にすることにした。
普通なら一体の仏さまだが、13人いらっしゃるとお姿を小さくせざるを得ない。いったいどのくらいのサイズになるのだろうと思って、玄関にあった金色(こんじき)のお不動さまを自分のテーブルの上に来ていただいたのが昨日のことだ。総丈、約15センチである。これなら、13人そろっていただける大きさである。

そんな中、今日。私にとって、かなりしんどくなりそうな具体的な依頼の提案がメールで送られてきた。その内容に、しばし愕然としつつも笑った。あまりに坊主の精神とギャップがあるからである。
ふつうなら、こういうコマッタ時には、本堂へ行ってしばらく座っているのだが、私のすぐ隣で「やってみろ」とお不動さまが励ましている気がする。お不動さまは、私たちが誰でも持っている”一歩踏み出す勇気”を象徴する仏さまだ。
身近に仏を祀るとは、こういうことなのだと思う。
和尚ブログ ほうげん日記
2012年10月12日
