
もう使わなくなった扇風機を事務的にしまおうとしている。
「自分の都合のいい時だけいいように使って、用が済めば片づけちゃう・・そんな秋扇風機みたいに、私を扱わないでください」
どこからか、そんな声が聞こえてくる。
「たくさん活躍してくれてありがとう。また来年、頼むね!」
と心の中で労(ねぎら)ってみる。
「あなたのお役にたてたのなら、それでいいですよ。それじゃ、また来年を楽しみにしてます」
秋の扇風機のそんな声が聞こえてくる。
機械ですら、そんな反応をする。血の通った人間ならば尚更だ。
和尚ブログ ほうげん日記
2012年09月27日
