漫画サザエさんで、長谷川町子さんは、お父さんが駅前のお寿司屋さんへ寄った帰りに、お寿司の折りをお土産にして帰宅する場面を描いていたような気がする。日本人の父親像の原風景である。
私の父も寿司折りをぶら下げて帰宅して、夜も遅いのに、食卓に子供たちが蟻のように群がった記憶がある。
だからというわけではないだろうが、数か月に一度、千葉県野田市のお寺でのご詠歌の帰りにケンタを買って帰宅することがある。

食卓にケンタがあると、私が在宅していようと、いまいと「あれっ?今日、お父さんは野田のご詠歌?」と子供たちは思う。
皆さんにも、ご自分の父親に対してそんな記憶があるだろうか。あるいはあなたがそんな記憶を家族に残そうと意識しているだろうか。本当のおみやげはケンタではない・・・そういう話である。
和尚ブログ ほうげん日記
2012年09月11日
