「人は幸せに生きたいのに、心と裏腹の言動をして、争いが絶えない。その歴史は太古の昔から今もつづいている。きっと私もそうだろう。ならば生きていても意味はない」--そんな内容のお手紙を獄中から今日いただいた。
週刊誌の話題もいくつか添えてあった。
歴史の上、週刊誌の話題、テレビでとりあげる事々・・・。それは私たちの中の極々一部の話題のはずだ。
幸せに生きたいと思って、その日のやるべきことをやって、幸せにくらしている人たちは大勢いるはずである。

歴史のうえでは、平穏な国で安定した国とされていても、生まれた時代と、生まれた国によって、自らの意志とは関係ない過酷な生き方を強制される場合もあるだろう。
とにかく、表記され、記事になり、報道される一つの特徴や風変わりなことの一部に、自分も含めてすべての人があてはまると考えるのは、心の危険信号だと思う。
世間がどうであれ、自分の意に反することならば、堂々と自分の信じる生き方をするのがよろしい。
和尚ブログ ほうげん日記
2012年06月27日
