今日うかがった江戸川区のO小学校。三年連続
で道徳の地区公開講座に呼んでいただいている。
相変わらず、私の話は失敗ばかりである。
去年は「お金」の話をしてしまった。自分が聞く立場になった時、坊さんがお金を話をして気持ち良く聞けたことがないのに、自分で言ってしまうのだ。教訓を活かして、今年はまだしないで済んでいる。
でも、今日はまた、別の言わなくてもいいことを言ってしまったのだ。
「今日は寝ている方はお二人でしたが・・・」である。
私は、「聞き手が寝るのは話しがつまらないからだ」と自戒のつもりで口から出た言葉だったのだが、当のお二方には皮肉以外の何物でもなく、気まずい思いをされたのではないかと思いつつ帰宅した。
「お金の話」へのこだわりも、自戒を公言するのも自意識過剰ゆえである。これに封印せざるを得ない日々はまだつづくだろう。いつか、封印することを意識せずに、そんなバカなことを言わない人になりたいと思った。
でもまあ、いわゆる「ベートーベンが下痢をした時のような顔」ではなく、

笑顔でお話できたのではないか・・と自分では思っている。わはははは。
「”この人に道を聞いて良かった”--道を聞いた人がそう思うようなしゃべりをするんです」--と私に教えてくれた方がいる。そうありたいと思う。
