
とても難しい、『華厳経 現代語意訳』という本を読んでんいる。大正初期に書かれた本だが、おっそろしく難解である。どこが現代語の意訳だと思う。句読点がとにかく少ない。入試の長文読解みたいだ。
ところが、なんでだろうか。横になって読んでも、眠くならない。
昭和33年生まれの私が、平成の時代に、明治生まれの人が書いた、大正時代の本を読むのに、とても苦労するのは、愉快である。
私が読んでいる平成に出た本は、とにかく、句読点が多くて、読みやすいと思う。しかし、なんだか、読者がバカになっていくのではないかという気もしてくる。
和尚ブログ ほうげん日記
2012年03月24日
