人間、大変なことが一段落して余裕ができると、「さて、やっちゃうかな」とやるべきことを淡々と処理できるものだと思う。
今朝檀家さんの訃報を受けて、枕経に伺うまえに、明日の法事の塔婆を書きあげた。
お昼ご飯をたべて、戒名を考えた。長いおつきあいの方だったから、ポンポンと個人を偲び、仏の弟子としての漢字が思い浮かぶ。素敵な戒名ができた。
それから、来月十五日の締め切りの、宗派の布教誌の秋号の原稿を書く。もともと、笑いながら読んでもらう種類のものだが、今書いているものと比べ物にならないくらい、面白く、楽に書けた。
ついでに、いま書いている本の「あとがき」もだいたい書けた。
なんだか、今日一日で、四日分くらいのやるべきことを積み上げられたような気がする。

和尚ブログ ほうげん日記
2012年03月23日
