
「ぴょー」という御出来(おでき)が、人々の間に流行したことがあった。むかし、むかしの、ある国での話である。おもに腕に自信のある人への感染力が強く、放っておくと勝手に勢いよく膿がでる。余りに勢いよく、ピョーッと出るものだから、そのまま腫れ物の名前になったのである。
大王は、人民が苦しんでいる「ぴょー」の治療法を、独自でさがし、ついに簡単に取り除く方法を見つけ、人々を救った。
国民は大いに喜び、大王を「ぴょーを取った大王」として「ピョートル大帝」と呼んだ――今も昔も、そんな嘘を書かないと、「ぴょ」でスタートするブログを書けなかった、坊主の話である。わははははは。
今日も今日とて、原稿がなかなか書けないで、ついに頭がへんになった。おかげで、面白いブログが書けたと思う。あはははは。
和尚ブログ ほうげん日記
2012年03月16日
