鋲(びょう)がつく言葉で、思いだせるのは「画鋲」くらいだ。

鋲の意味は「頭部の大きいくぎ」だが、画鋲は「板や壁に、紙をとめるための鋲」とある。
紙をとめる鋲とは言いながら「紙鋲」といわないのだから、「板や壁に画をとめる鋲」にしてくれたほうが分かりやすかった。
時をとめるのは「時鋲」。昨日の震災から一年は、なんだかそんな一日だったような気がする。
昨日は、原稿の資料読みで、寝たのは午前3時30分。ここのところ、毎日そんな日がつづいている。勉強不足だからなのだと思うが、こんなに丹念に言葉を意味を調べて、それをおくびにも出さずに文章を書くのは初めてである。
和尚ブログ ほうげん日記
2012年03月12日
