六地蔵
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和尚ブログ ほうげん日記

馬(んま)とサンダラボッチ

 馬(んま)である。日本語には「ん」で始まる言葉がないと思っている方がいる。しりとりで最後が「ん」だと何も言葉がないと勘違いしているためだろう。
 ところが、馬は「うま」ではなく「んま」だし、梅も「んめ」である。おじいちゃんおばあちゃんと一緒にくらしていた人は、何気なくだが、ちゃんと「んま」と「んめ」と言っているはずである。
 さて、今日は午前中に次の本の原稿を4ページ分書いたところで、友人が来てお正月のお飾りを買いに、檀家三のところへ行った。この檀家さんは自分のところでも作っているし、卸もしている。お寺の分は毎年、無料でいただいている。ありがたいことである。
 で、去年作業場をのぞいたら、不思議なものがあった。

 サンダラボッチだという。この中心の穴の中に神社からもらった弊のようなものを立てるのだ。
 去年、この不思議な名前を聞いて、そのままにしておいたら、講談の歴史ものの台本の中に「サンダラボッチをヤリの的にして訓練した」という話が出てきた。
 で、調べたらわかった。米俵の両側の蓋のような部分を桟俵(さんだわら)という。農耕社会の影響であろう、昔から神饌の台盤として使われていたそうだ。この桟俵が擬人化されて、桟俵法師(さんだらぼっち)と呼ばれているのだそうだ。神棚で使うのは直系10センチにみたないけれども。
 今年は「住職さんのとこも神棚があるんだから、持っていきな」と当家のおばあちゃんが一つくれた。ありがたく頂戴した。
 

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