台風の運んできた潮風で、境内にあるイチョウの南側の葉やギンナンが毎日、たくさん落ちる。
今朝その掃除をしていたら、イチョウの木の上に巣をつくっているカラスがやたらと騒ぐ。
まるで二羽で夫婦喧嘩をしているみたいだ。朝機嫌が悪いのは、人間の赤ちゃんだけではないらしい。きゃははは。
あまり騒ぐから、その様子を垣間見ようと目を凝らして、原因がはっきりした。

黄色く色づきはじめたギンナンが、樹上にまだ数千個ある。
その匂いが原因だ。あんな匂いの中に家があるのだ。
そういう事情だから、機嫌が悪いのも当たり前である。わははは。
すでに落ちたギンナンのうち、100個ほどの皮むきを娘が今日やってくれた。
身体に匂いがついていないかどうか心配らしく「私、ギンナン臭くない?」と聞くから、「いいや」と答えた。
実は娘が洗って干したばかりのギンナンの皮むき具合を調べるために、私はギンナンを素手でゴロゴロまぜて、私の手のほうがずっとギンナンくさくて仕方がないのだ。娘の匂いなどわかるわけがない。
ギンナンの匂いに閉口したのは実は私なのだ。こうしたわけで、カラスの機嫌が悪いことも察知できたわけである。
明日は「たばこのおまけ」でご機嫌をうかがいます。
