六地蔵
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和尚ブログ ほうげん日記

鯉料理とナトリの吸い物

昨日の「聲明ライブ」、16名のお客さま方、きゅうくつな思いをさせましてすみませんでした。
本来は12人で一杯のお店ですのに、すし詰め状態でした。あんなに混雑するのは、滅多にないのでございます。
懲りずに、また、おでかけください。

さて、ずっと読みかけだった「忠臣蔵心中」(火坂雅志著)、楽しく読み終わり。
この中で、ドッグイヤーをペコリンと折った箇所は二カ所だった。こんな表現はいいなぁと思うところや、うっへぇと思うところだ。

以前読んだ忠臣蔵の本で、当時こんな習慣に感心した覚えがある。

浅野内匠頭が、江戸城で刃傷におよび、当時の決まりで即日切腹となるのだが、この時に、切腹の直前に出される料理があったというのだ。
 それが鯉料理である。「まな板の鯉」の例えのとおり、不思議にも鯉はまな板に載せられるとおとなしくなるという。そのように、これから切腹する者も、取り乱してはならぬという意味だそうだ。

さて江戸城松の廊下の刃傷から、一年九カ月後の師走十四日。集まる同士四十七。
いよいよ吉良邸討ち入りの前夜に全員に出された吸い物があると、「忠臣蔵心中」には書いてある。
「名(菜)を後にまで取(鳥)れ」をもじって、菜と鳥(鴨)の吸い物、つまり菜鳥(ナトリ)の吸い物だったそうだ。

奇しくも私の苗字は「名取」である。読んだとたんに、我が家にとって「菜と鳥の吸い物」は特別な意味があるのだと、アサハカにも思った次第。ぐはははは。

仏者である私には名を取ることに、あまり感心がない。
 しかし、一般の方々にとって、誰かの入学や、就職、あるいは転勤などのお祝いの時には、名を取るという縁起担ぎで「菜と鳥」の料理を一品用意されるといいかもしれぬ。

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