浪曲の会とその暑気払いをして、少々酩酊気味で、家内と犬の散歩、町内半周コース。
途中で27歳になる長男の中学の同級生とすれ違った。
家内はしっかり「こんばんは」と言う。
私もあわてて「こんばんは」と言った。
数秒話してお別れ。
別れてから「彼はいま何をしてるんだ?」と鹿骨CIA局長の家内に聞いた。
すると、こう言った。
「キヨちゃん(長男)の話だと、自宅警備員してるんですって」
「自宅警備員?」
「うん」
「それって、ずっと家にいるっていう意味だろ?」
「うん」

ぐはははは。自宅警備員たぁ、おもしろい言葉だ。
「そう言われれば、俺たちも自宅警備員だわな」と言ったら、
「そうね」と答えた。いよいよ八月の終わりも秒読みの、秋の気配濃厚な夏の宵である。
