「取りはトリでも、名取のトリは、死んでも死なない不死身取り(鳥)」
50代の輸血が元でC型肝炎⇒肝硬変⇒肝臓ガンになった父が、亡くなる二年ほど前、毎日ジェットコースターのような体調に悩ませらていた頃に書いた言葉である。
手塚治虫の「火の鳥」に言及するまでもなく、フェニックス、鳳凰、不死鳥、不死身鳥などと言われる、架空の鳥だが、「名取」という名前にひっかけて「この世だけで終わる俺ではないわい」と父は都々逸った(ドドイツルは私の造語です)。
で、取りと鳥の因縁かもしれぬが、私は鳥肉が大好きで、いつか自宅で「焼きとり」をして、焼きたてを食べてみたいというのが一つの、坊主らしからぬ夢である。
一方、昨日、ヨドバシカメラから「9月にポイントが失効します」と、ご丁寧なハガキが来た。額にすると4000円相当である。家内が「勿体ないから、電池でもいいから買ったほうがいい」と言う。
電池くらい、隣のドラッグストアーで売っているからいいではないか・・・と思ったが、
とりあえず、息子の友達の披露宴用のウェルカム・ボードもできたし、時間があるから錦糸町のヨドバシカメラへ娘と出かけた。
もとより、私の目標は電池ではない。四カ月前、有楽町のビッグカメラで見かけた「たこ焼き、網焼き、焼きとり・・・が焼ける」電気グリルである。わははははは。

その骨格から、鳥類は恐竜に子孫であることは学問的に証明されている。何も人類の遠い先祖が恐竜におびえていた腹いせではないけれど、すでに命を失ったものは、ありがたくいただくのが坊主の心意気でもある。
このグリルを使う時には、今まで以上に心して「(命を)いただきます」を言おうと思う。
