六地蔵
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和尚ブログ ほうげん日記

類型におさまるか、はみ出すか


 毎日このプログもふくめて、たくさん文章を書く。
 気休めに時々本を読む。あとは寝ていたり、お酒を飲んだり、本堂で心静かな時をすごしたりしている。

 文章をたくさん書く人間の一人として、ギャッ!ぎゃっ!Gyah!という文章にお目にかかった。

阿部笛人という人の「俳句--四合目からの出発」の文章である。
 俳句の初心者の過誤(まちがい)を言った言葉だ。

--(初心者は)たとえば星や灯は必ず「瞬く」と表し、センチな人は「うるむ」と言います。雨は必ず「しとど」に降り、果物は必ず「たわわに」生ります---

 わぁーーーー!大変だ。私は恥知らずな初心者である。
 ところが、こうした使い古された表現の中に、日本人の発想の諸類型ともいうべきものがあるとも言えるのだそうだ。

 私には、いまのところ類型におさまるだけの表現力しかないと思う。製氷機の氷みたいだ。どはははは。

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