
明日は密蔵院の一年に行われる二大行事の一つ、「施餓鬼法要」。
住職不在の明治からの120年間も、たえることなく続けられてきた。
悪さをする餓鬼に施しをして仏の弟子に再生させて、積んだ利(りやく)を先祖や、無縁の精霊(しょうりょう)に手向けようという行事である。
仏教徒である密蔵院の全檀家参加の行事だ。
私と家内だけ、明日一日の流れをつかんでいるのだが、私の法要部門と家内の接待部門に分かれる分業制である。
とりあえず、今日の所はこれまでというとこまでこぎ着けた。だが、何か抜けているような気がしてならぬ。—と意識したところで、まあ、坊さんたちが集まれば、とにかく施餓鬼法要自体はできるのだから、あとは臨機応変、行き当たりばったりでやろうと腹を決めた。
非常に危機管理に疎いと自分でも思う。いつか大きなしっぺ返しを食うかもしれぬ。
まあ、”しっぺ返し”でも、”締め出し”でも、食えるものは何でも食ってやろうとの心意気である。ぐははは。
