六地蔵
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和尚ブログ ほうげん日記

辻褄合わせなんかしません


 東京は区議選に突入。昨日午前中に地元の候補者の方がやってきた。
 無類のタバコ好きだから「ちょっとあげてもらっていい?」「ああ、どうぞ」と灰皿がある応接間へ上がってもらった。

 震災後初めて会ったから、当然口火はその話から。ところが私にしてみれば「ほう」と思う質問からだった。
「今回の震災というのは、仏教というか宗教的にはどう考えるですか」

 宗教についての、じつに素朴な質問だと思う。
 自然の脅威については、民族宗教では自然の脅威を何かのメッセージと考えて、辻褄合わせをしてきたという歴史がある。
 「なぜ地震が起きたか」・・それは、「自然という神が怒っているのだ」という辻褄合わせである。主に神官や巫女や、占い師が担当する。
 そして、自然のバランスを回復させるために、「捧げ物をしたり、オマツリをする」。

 この考え方が、強力な霊力をもった人間についても適応される(地震やはやり病などの災いを起こす力があるくらいの強い人である)。現在でも、自分にとっての不都合が起こると、それを先祖の祟りと考えるのは、この流れである。----とても素朴な感情だと思う。
 人は、自分の不都合に対して「なぜこんなことがおこるのか」と辻褄合わせをしないと気が済まないのだ。

 この点で、仏教の基本的な立場は、「人の心の安定」を重点におくから、その目的達成のためには御祓いする場合もある。
 一方で、天変地異をそのまま受け入れて、その中で心を安定させるための教えだと思う。

 今回の震災とそれに付随する多くの問題は、私たちが「初めて」経験することだ。
 その「初めて」に対して、自分はどうするだろうと、私は自分自身を楽しみにしている。チャレンジだと思っている。それが私にとって、心の安定の一方法だ。
 赤ちゃんにとってはすべてが「初めて」であるように、
 私も今回の「初めて」に、ドキドキしながら過ごしたいと思う。メゲている暇などありゃしないのだ。わははは。

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