その日はもう何もやるべきことがなく、それでいて、まとまった時間(12時間くらい)がないとできぬことがある。
毎月一回「せめてお経でも読めるようになりたい」とか「一カ月に一度くらいはお寺の本堂で何も忘れてお経を読みたい」とか「月に一度は仏様のまえでお経を読みたい」と思う方々用に開催している「読経の庭」。
このために二十年も前に作ったオリジナル経典が、不具合が多くて困っていた。
そこで、新たに書こうと思ってしばらく経過。♪なごり雪♪じゃないが二年の月日は長すぎた。わははは。
参加者の方々に甘えて「新しく書いて、完全版を作りますから、制作代をみんなで出してちょうだい」とお願いした。
いくらかかかるかはわからないがたぶん一冊千円くらいにはなるだろう。まだ来ぬ参加者のために、プラス二人分で、三千円を覚悟いただきてぇと、くわえておお甘え。あははは。
全員快く「よろこんで」と返事をしてくださった。
・・・で、今日の私は写仏もしないで、お経を書いている。ありがたくも、もったいな時間である。合掌