
昨日から、密蔵院の客殿の天井の照明器具12台が、裸になっている。
カタログによると一台で15畳をフォローする器具のはずだが、天井高も3メートル近くあるし、夜の行事も多いので、15畳にそれが四台ついている。おかげで、全部つけるととても明るく、細かい作業の写仏くらいどうということはない。
ところが、16年たって、いくつかがチッカン、チッカンと点滅し始めた。専門家曰く、トランスが不具合だということ。
その基盤状のトランスをメーカーから取り寄せて、取り替える作業が始まったのだ。バンザイ状態での作業だから見ているだけでも、その大変さがわかる。
器具ごと取り替えるのが一番早いらしいが、木の天井だから、器具跡がくっきりと残るのだ。そんなことをしたら、今度は天井板を取り替えねばならない--とは私を子供のころから知っている電気屋さんの弁である。
ひとつは全体とつながっている。こういう仏教の世界観を、こんな工事の中に見た思いである。
