
『続・自閉症の僕が跳びはねる理由–会話のできない高校生がたどる心の軌跡–』東田直樹著(エスコアール出版部)を、彼のお母さんが送ってきてくれた。
去年、ひょんなことから、アメリカ人の自閉症のおじさん、ラリーとトレイシーが、世界を旅する映画の中で、日本での一つの目的「お坊さんと話がしたい」で、そのお坊さんに私が選ばれた。
今まで自閉症の知識がまるでなかった私は、一体自分にどんな話ができるのだろう–ひとつ、素のままの自分でぶつかってみようと、承諾した。
自閉症の人たちは、通常私たちとコミニケーションをとるのは難しい。しかし、その中に、タイピングによって、自身の内面をほぼ完璧に表現できる人たちがいる。ラリーとトレーシーもその中の二人だ。
ドキュメンターの映画撮影が終わった翌日、東大でシンポジュームが開かれた。ラリーとトレーシーの他、日本の高校生東田君も壇上に登った。彼はキーボードで自分の考えていることを正確に打ち出す。
「何を考えているのかわからない」自閉症の人たちが、実は私たちと同じ、否それ以上に心の中でさまざまなことに邂逅し、悩んでいるのかがよくわかった。
その直樹君が、私たちが疑問に思うことに、答えてくれているのが本書だ。
心の問題でモヤモヤしている方々に是非読んでいただきたいと思う。
さらに、撮影された映画が今秋アメリカで上映が決まった(日本上映は検討中とのこと)。
http://www.wretchesandjabberers.org/index.php
で、地球をクリックすると、コマーシャル画像が見られます。
