
--密蔵院ではめずらしく、今日は法事が3軒。
鹿骨(ししぼね)では、多くの家が8月のお盆。新盆を迎える家のご近所や親戚は、8月1日に「新盆見舞い」と称して、お参りにうかがいます。
ですから、今日は家内も隣組の方と一緒に、隣組内にある二軒の新盆のお宅にお参りしてきました。
私と長男が法事をしている間、娘がアタフタしながら、留守番を勤めていました。がははは。お寺の住職の娘のくせに、アタフタというところが、情けねぇ話でごごいさます。
さて、弘法大師が、お師僧さまのために、書いた碑文の続きです。
修多与論:修多(しゅた)と論と ※修多は「お経」のこと。論は「お経の解説書」の意。
牢籠胸臆:胸臆(きょうおく)に牢籠(ろうこ)す
〔経蔵と論蔵は、その胸のうちにしまっている〕
四分秉法:四分(しぶん)に法を秉(と)り、
三密加持:三密加持す
〔戒律の根本教典の一つである四分律に規範をとり、密教の教えを実践らされた〕
国師三代:三代に国師たりて、
万類依之:万類これに依る
〔三代の皇帝から信頼を請け、すべての人々は彼を頼った〕
下雨止雨:雨を下(くだ)し 雨を止(とど)む
不日即時:不日(ふじつ)にして即時(そくじ)なり
〔雨をふらせたり、やませることに関しても、たちどころに効験があった〕
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胸臆(きょうおく)に牢籠(ろうこ)す---いい表現ですね。ちゃんとしまってあるからいつでも、取り出せるけど、人前では滅多にひけらかすようなことはしない---そうなれれば、粋ですねぇ。
明日は「浪曲の広場」。13時から15時30分。四人の浪曲師が、二人の曲師の三味線にのせて、唸ります。ライブの浪曲を、義理人情の話芸を、お楽しみください。お誘い合わせの上どうぞ。
