
偶数月に行っている密蔵院の「浪曲の庭」。
入場は無料だが、チャリティボックスを入れ口に置いてある。
買い物などに行って、親が子供にすぐに手をあげたり、罵声を浴びせている姿をみると、とても心が痛む。そのような家では、家庭内暴力と日常のコミニケーションの境界線が限りなく曖昧なのだろうと思い、悲しくなる。
夫や親や彼氏の暴力によって、着の身着のままで逃げ出す人はいる。保護を求める人もいる。そういう人たちを一時保護する場を「シェルター」という。その保護施設での当座必要な日用品を買ってもらおうと思い、それをチャリティの目標にした。
もちろん、シェルターの場所は公にはされない。どんな不届き者が追いかけてきたり、仕返しにやってくるかわからないからである。
浪曲は「義理人情」の世界を、笑いと涙で語る話芸だ。だとすれば、その浪曲を聞きにくる方々は、その世界に共感を抱く人たちだろう。
第一回から第12回までで、27万円があつまった。幸か不幸か江戸川区にはシェルターはないというので、「子供支援」への指定寄付をさせていただいた。
第13回から第25回までで、264972円が集まった。今回は「家庭内暴力被害者救済」という指定寄付をさせていただいた。
そうしたら、先日江戸川区の女性センターから電話があった。
「家庭内暴力被害」の啓蒙活動のための名刺大のカードを、区内の施設や産婦人科、トイレに置いていたのだけど、そのカードを入れるためのプラスチックケースを作らさせいただきましたという内容だった。今までは名刺入れのような箱に積んでいただけだったそうだ。
こんどのは、正面からきっちり見える。
皆さんからいただいた寄付がこういう形になった。ありがたいと思う。かのセンターの職員さんが、8月2日の「浪曲の庭」には写真を撮りにいらっしゃるそうだ。
暴力被害をうけている方(彼氏からもれっきとした犯罪です)は、早めの相談をしたほうがいい。あるいは警察へ駆け込むか、近所のお寺に駆け込みなさい。密蔵院でもOKですから。
