
沖縄には、本土のような仏教の宗派のようなものはない。どこかの檀家ということもなく、いつでもどこのお坊さんでも呼べるのだそうだ。
先祖への感謝と、自然の神々たちとの共存。それが沖縄である。どう生きるか・・は、すでにその中に包括されている--豊かな土地である。
今日のご法事の三回忌の主役は、その沖縄出身の方。ご兄弟も弟の三回忌に沖縄からいらっしゃった。
で、法事の後座で、お寺の隣の料理屋さんでのこと。
故人のお姉さんが「どうしてお坊さんは坊主頭なんですか」との質問。
有髪が世俗の象徴であり、それを剃り落とすことで、出世間に生きることを表すこと、そして、実際問題として、朝起きても、どんな強風や雨に打たれても髪の毛を気にする必要がなく、そのぶん、心を磨く時間を作れることなどを、ベランメェ口調でご説明申し上げた。
そして、お酒の力も加わって
「髪の毛がこんだけ短いと、髪の毛を洗うって言っても、ほとんど地肌と産毛みたいなもんですからね、メリットシャンプーなんて使ったって、メリットないじゃん!ってなもんですよ」
ウケタ・・・。やはり沖縄の方だけに、坊主がこういうことを言うこと自体が、すでに想定外だったのかもしれない。
まあ、こうして23時をすでき雨が降り出した東京ですが、今思うと、あの笑いは、嘲笑の類のような気がしてきました。ぐはははは。
