
小中校で同窓生だったIが脚本、演出を手がける芝居「解散ショウ」を観に、家内と下北沢への小さな劇場へ。
Iは、倉本聰さんが作った富良野塾の第一期生だ。
私も高校時代は演劇部。進学の時、ちょうど仲代達也さんが「無名塾」を立ち上げる時で、一時、そこへ行こうか迷ったことがあった。入っていたら一期生だったことになる。
だから、今でも芝居を観るのが好きだ。
Iは富良野塾の仲間と、身の丈にあった芝居もしていここうと、ミノタケプランという劇団を作って、年に一回か二回の公演を行っている。http://www.minotakeplan.com/
約一週間の公演で、130人マックスの劇場に、1000人以上を集めるまでファンが増えた。
今回の公演はミノタケプランとしては11回目の公演だ。
Iを含めて役者もスタッフもそれぞれ別のところで活躍しているメンバーが、毎回質の高い芝居を提供し続ける。並大抵の努力ではないはずである。
芝居の暖かな余韻に浸りながら、下北沢から車で25分で江戸川まで着いた。車の中で、NHKのラジオ「上方演芸会」を聞いていた。
その中で、漫談師がこう言った。
「私は女房の誕生日と結婚記念日だけは覚えているんですわ。もし忘れたら、私の命日になりよります」
あはははと家内と二人で笑った。もちろん、私たち二人はまったく逆の意味で笑ったのだと思う。
