
先週のことだ、娘がバイト先の同僚を連れて帰ってきた。
翌朝、ご飯を食べながら
「立ち入ったようなことを聞くけど、昼間は仕事してるの?」
「ええ、あいりすとなんです」
「あいりすと?」
初めて聞く職業だ。
聞けば、つけ睫毛を一本一本、本当の睫毛にくっつけていく仕事だそうだ。
ぎゃはははは。指がつりそうな仕事である。
仕事が細分化していることを目の当たりにした思いである。
ごくごく小さなことに特化しているというのは、「○○の四天王」とかはいうに及ばず、
お釈迦さまの弟子でも、智恵第一のシャーリプトラとか、お釈迦さま説法を聞いた数では多聞第一のアナンとか、昔からいる。
社会の中では、その専門が活かしていけるだろうが、人生で考えれば、総合的でバランスのとれた思考方法がとても大切になると思う。
仏教界でも、「○○は誰々」と言われる人がいるが、問題なのは、その人の得意分野ではなく、その人がどれだけ豊かな心で生きているかということだろうと思う。
