
お彼岸である。
日本人で、「お彼岸」と言えば、お墓参りである。
もとより彼岸は仏教行事の一つ。そして彼岸の意味は、「彼(か)の岸」つまり、「悟りの岸」、しつこく言い換えれば「心がやすらかな境地」のことだ。
昔の日本人は知っていたのだ。先祖への感謝のお墓参りが、私たちを心やすらかな境地に導くことを。
素敵な人は誰も「先祖を大切に思っている」とは言い過ぎだろうか。
もし私が出会った素敵な人が「私はお墓参りなんてしませんし、先祖は大切には思っていません」と言ったら、そのとたんに素敵な人でなくなる。
謙虚の微塵もないと思うからだ。直接目に見えないおかげを感じられれば、きっと素敵な人への近道になるだろうと思う。
先祖があって、今の自分がある・・・。
感謝の念、多きお彼岸をお過ごしくださいますよう。
合掌 芳彦(ほうげん)
